タクシー運転手の現状と将来性

記事更新日:2022/09/26

タクシーの利用者は時代とともに変わってゆきます。
バブルのころは飲み歩く社長たちやホステスさんなどが多く、
節約ブームになってからは若者の利用は少なくなり、
高齢者や近距離のみの利用の方が目立つようになっていました。
オリンピックも控え、外国人観光客の増加もあり外国人の利用が見込まれていました。
そのタイミングで感染症が大流行により外国人や外出する方が減少し、
緊急事態宣言もあり営業収入は落ちてしまいました。
世間的には低迷しているイメージです。
しかし、現場は違い、不安は感じていないようです。
また、悪いニュースだけでなく、タクシーアプリが出てきたことによって簡単に、
時間を気にせず配車できるようになってきました。
タクシードライバーは時代とともに移り変わってゆく客層に応じていく必要性があります。では今後どうすれば生き残って行けるでしょうか。
またタクシードライバーに将来性があるのでしょうか。


新型コロナウイルスによる影響
新型コロナウイルスの流行により、タクシー業界は営業収入が
30~40%落ちてしまいました。
これほど大きな打撃を受けた理由は、訪日観光客(外国人)が
劇的に減ってしまったからです。
政府観光局の調べによると、4月と5月に関しては前年同月に対して
99.9%も訪日観光客数が減少したとのことです。
近年日本は、少子高齢化によってさまざまなサービスの日本人需要が
減りつつあったため、国を挙げて訪日観光客数を増やすための国策を繰り広げてきました。
旅行業界、旅客交通業界、ホテル業界などはそれらの恩恵を受け、
訪日観光客によって売上を安定・維持・増加させていたため、
今回のコロナ騒動による打撃はそのほかの業界よりも特に大きくなってしまいました。

タクシー配車アプリとは

まずタクシーアプリとは、スマホの操作だけでタクシーを配車できるアプリです。
タクシーを今すぐ呼ぶ時に使えるだけではなく、
タクシーの配車予約をすることもできる便利なツールです。
メリットは5つあります。

・支払金額が事前にわかる
・アプリ内でクレジットカード決済が選べる
・クーポンが利用できる場合がある
・事前にタクシーの到着時間がわかる
・いつでも利用できる

上記のメリットがあり、タクシーを配車することのハードルが
大幅に下がったと思われます。
今後アプリがより発展していけば、タクシーの利用者も増加していくと思われます。
また、ドライバーにもメリットがあり、支払での領収書などの発行、行き先を聞く手間もなくなり1人当たりの時間の短縮にも繋がります。

withコロナを生き抜くためのスキル

今後withコロナの中で生き抜くためには接客スキルが求められて生きます。
タクシー配車アプリからの予約が増えていき、
今まで以上にリピーターの獲得が重要視され、リピーター獲得のために
他社との違いを接客スキルで見せていくことが必要になってくると考えられます。

接客スキルというと自信がないと思う方は次のことを意識して
行っていくことをオススメします。

1つ目は「おもてなし」です。
「おもてなし」とは「相手に対する思いやりや尊重する気持ち」です。
というのも自分のことを大切に扱ってくれたと感じる対応は気持ちが良く、
また利用したいと思うものです。
また利用したいという気持ちをたくさん作って行くことが
ドライバーに最も求められるスキルです。
具体的に言うと相手の立場になって考えるということです。
タクシーを利用するお客様にそれぞれに合った気持ちを汲み取ることです。

2つ目はお客様に不快感を与えないことです。
お客様に臭いや口調、態度などで不快感を与えてしまっているケースがあります。
まず臭いは煙草の臭いや体臭や口臭です。
接客する上でケアをして行くべきだと思います。
次に口調や態度で、お客様に対しうっかり失礼なことを言ってしまったり、態度をとってしまったりなどがあります。目的地まで行ってくれなかったり、
敬語ではない接客してしまったり、会社の一員としてお客様と接するので、
お客様にとっては会社のイメージそのものになります。
その心を持って真心こめた接客を心掛けると良いと思います。

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