求職者動向201712

ドライバー職の求職者動向

「ノルワークス」(https://noru-works.jp/)を運営する株式会社アズスタッフ(本社:東京新宿区、代表取締役社長:小林周一、以下当社)は、2017年12月1日から同年12月31日の期間に派遣登録をした求職者520名へ、アンケートを実施いたしました。


<調査内容>ドライバー職の仕事探しに関するアンケート(2017年12月)

 ・今までに同業種への転職をされたことがあるかどうか
 ・お仕事を探すときは何を使うか
 ・お仕事の休憩中には何をしているか


近年ドライバー不足が大きな問題となっており、どの運送業者も仕事は多くあるが、ドライバーが足りず捌くのに苦労しているという状況である。その中で実際に業務に従事しているドライバーの転職事情はどうなのだろうか。

まず、同業種内での転職経験については約27%が経験あり、約73%は経験なしという結果になった。

厚生労働省の雇用動向調査結果の概要によると、平成28年の入職者において、当該年度の転職入職率が9.9%となっており、10人に1人が転職者であることが分かる。
【参考資料】厚生労働省、平成28年雇用動向調査結果の概要、1.入職と離職の推移 (http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/index.html)

この結果より、ドライバー職に従事している人の転職経験は一般のそれと比べると高いことが分かる。人員不足が加速するドライバー業界において、より低負担、より好条件な仕事を求める傾向が強いと言えるのではないだろうか。

また、転職経験がある人は転職の際は何を使って仕事を探すかについてだが、インターネットが約82%、雑誌・フリーペーパーが約10%、ハローワークが約5%、知人の紹介が約3%となっている。 加えて、仕事の合間の時間で、食事以外は何に時間を割くかについて、スマートフォン・携帯を触るが約67%、仮眠をとるが約17%、雑誌・本を読むが約6%、ラジオを聴くが約2%、その他が約8%となっていた。


【まとめ】 ドライバー業界の転職率はドライバー職以外のそれと比べると高いと言える。また、転職の際はインターネットで仕事を探す傾向が出ており、休憩時間の過ごし方からも空き時間を利用し仕事を探している可能性が高いことが伺える。 本調査をきっかけに企業側としては、積極的にネット媒体での募集に取り組んでみるのはいかがだろうか。

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