産業廃棄物回収運転手の活躍

記事更新日:2022/09/26

どの産業でも必ず毎日一定数発生するのが産業廃棄物、略して産廃です。この産廃は通常のごみの様に捨てることが出来ませんので、専門の業者が日々回収を行っています。その回収を行っている部隊こそが、今回ご紹介する産業廃棄物回収運転手なのです。今回はそんな産業廃棄物回収運転手の仕事について、その活躍シーンを中心にクローズアップしてみました。どの様な部分で活躍しているのか、一緒に確認していきましょう。


そもそも産業廃棄物回収運転手とはどんな仕事?
そもそも産業廃棄物回収とは、どの様な仕事なのでしょうか?
このお仕事は各企業がその仕事の中で派生した廃棄物を「回収してください」と専門の業者に依頼した時に発生する仕事で、依頼を受けてからすぐに現場へ向かうタイプと、定期的な回収の契約を結んでおき、毎日や数日に一度などの決まったスパンで回収に向かうというタイプの2タイプが存在します。
ちなみに産廃は一般のごみとして捨てることが法律で禁じられているもの全般をさし、具体的には燃え殻、ケミカルスラッジなどの汚泥、使わなくなった発泡スチロールなどのごみ、金属くず、ガレキ類、あるいは特殊な処理が必要な不要物などがこれに当たります。
もう少し細かく分類すると、例えば現場などで出てきた石膏ボードでもうリサイクルも出来ないようなものやタイルカーペット、エアコンにパソコンなどの家電類、金庫などの解体も出来なければ通常ごみとして出すことも難しい様なものについても企業の仕事上発生したものについては全て産業廃棄物としてカウントされることになります。
これらは専門性の高い処理が必要とされていることから、プロである産廃業者が回収することになっています。

特殊なごみを回収する取扱のスペシャリスト

ごみの回収と言えば当サイトでも紹介記事を掲載している資源ごみ回収運転手がいますが、こちらはどちらかと言うと一般住民の出す資源ごみではなく、業者などが日々大量に排出する特殊な処理を必要とするごみの回収が主な業務であり、また活躍のシーンとなります。

これらのごみは全て取扱にも細心の注意を払い、そして運送にもかなり気を配ることが要求されていますので、業務中は非常に鋭い目をして従事するという人が多いのも事実です。それだけ集中しなければならない重要な作業ということですね。
また、先ほども触れましたが資源ごみの回収と比較してこちらの産業廃棄物回収運転手の仕事は1日に扱うごみの量が多く、日に数トン以上のごみを回収しては処理拠点へ運んでいくという作業を繰り返すのも珍しくはありません。

回収した産業廃棄物を分別していくのはドライバーではなく、主に処理拠点にいる仲間の役目とはなりますが、それでも回収の現場に向かうのはドライバーとなりますので、やはりそれなりに産業廃棄物の知識を有していると現場でその知識がキラリと光ることになるのです。ここにも、活躍のシーンが隠されていましたね。

産廃を気にせず事業に打ち込むための立役者

そしてこの仕事の最大の活躍といえば、やはり各業者が産業廃棄物の置き場や処理などを気にすること無く自社の事業活動に打ち込むための立役者的な役割を受け持っている事ではないでしょうか。

この後顧の憂いが無いからこそ各種業者はそれだけ全力で仕事に邁進することが出来るため、

もはや産業廃棄物回収運転手が日本の経済をガンガン回しているといっても決して過言ではありません。

まとめ


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サマリーを除く見出し数:5

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