観光バス運転手に向いている人、適性

記事更新日:2022/09/26

日本には全国各地、様々な観光地や景勝地があります。そしてそれらのスポットにお客様をお連れして旅の思い出づくりをお手伝いする仕事といえば、そう、観光バス運転手です。では、この観光バス運転手の仕事というのは一体、どういった人が向いているのでしょうか。また、どういった適性が求められるのでしょうか。今回はそんな部分をクローズアップし、観光バス運転手に向いているのはこんな人、という内容をご紹介していきます。


基本的な運転技術に自信のある人
まずは前提として、観光バス運転手の仕事に向いているのは基本的なバスの運転技術を持っており、その運行にも自信のある人、という事になります。バス運転手といえば地域の決められたルートを循環運行する路線バスや、あるいは高速道路を使って都市間を運行する都市間バス、または非常に長い距離を運行する長距離バスなどの仕事がありますが、観光バス運転手はこの中でも特に総合的な運転技術が要求されます。
この後に紹介するようなエンターテイナー的要素を持ちつつも、その基盤としての運転技術を持っている人は、この仕事に向いているといえますね。

楽しませることに注力できる人

そして先ほど紹介した運転技術に加えて「人を楽しませることに注力できる」という人については更にその適性が高いということが言えます。他のバス運転手の仕事はお客様の輸送が第一ですが、こちらの観光バス運転手の仕事はその輸送の他にもう一つ、大事な役目があるのです。それがお客様に楽しんで頂くこと、なのです。観光地や景勝地をめぐり、お客様に楽しんで頂く事こそが観光バス運転手の醍醐味でもあり使命でもありますので、そういった運行を心がけられる人はよりこの仕事に向いており、高い適性を持っているということになります。

臨機応変な対応を得意とする人

観光バスはどちらかと言うと分刻みの運行時間厳守というよりは観光のスケジュールに応じて臨機応変な対応を求められる傾向にあります。例えば予定していた景勝地が雨や各種臨時の交通規制などで訪問出来ないと言う場合には、急遽別の場所への移動、訪問などで運行スケジュールが変更となります。そういった時であっても臨機応変に対応出来る人こそが観光バス運転手に向いているのではないでしょうか。数あるバス運転手の仕事の中でも、ここまで予定に臨機応変にあるべき仕事というのはこの観光バス運転手をおいて他にないのもかもしれませんね。

連携プレーも大丈夫な人

また、観光バス運転手には往々にして添乗員さんが同乗します。この添乗員さんは同じ会社に所属していることもあれば、別の会社から派遣されてきている初対面の添乗員というケースもあります。そんな添乗員さんと観光バス運転手はお客様から見れば同僚ですから、やはり連携プレーを上手にこなしていくことが要求されます。特に運転手さんに「添乗員さんに○○と伝えておいてください」と言い残して移動するお客様もいらっしゃいますから、そういった部分でも円滑に添乗員さんと連携が出来るような人であれば、よりこの仕事に向いていると言えるのです。

エンターテイナーとしての自覚を持てる人

そして何より観光バス運転手は運転手であり「エンターテイナー」です。お客様により楽しんで頂ける運行を心がけ、時にはその場の雰囲気でマイクで挨拶をしたりすることもあるでしょう。そんな時には出来る限り、お客様に「この観光バスで良かった」と思って頂けるような行動をとれる人こそがこの仕事に向いているのです。特に修学旅行生などはバス運転手のことを10年後も覚えていたりしますので、思い出づくりの重要な立役者の1人なのですよ。

まとめ

今回は観光バス運転手の仕事に向いている人について紹介してきました。他のバス運転手の仕事と比較してもやはり観光という特殊な状況での乗務になりますので、輸送という面よりはお客様に楽しんで頂ける環境づくりを出来る人が総合的にこの仕事に向いているということが言えますね。当サイトでも観光バス運転手の求人情報を紹介していますので、ぜひご覧ください

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