センター間輸送運転手の活躍

記事更新日:2022/09/25

荷物を運ぶタイプの運送業には大きく分けて「個人のお客様へお届けをする」タイプと「法人や組織、店舗などのお客様にお届けをする」という2つのタイプが存在します。今回ご紹介するセンター間輸送運転手のお仕事はこの後者、法人のお客様の拠点と拠点の間の輸送に関わるお仕事となります。


ではこちらのセンター間輸送運転手のお仕事、どの様な流れのお仕事で
どういった部分に活躍の場があるのでしょうか。一緒に確認していきましょう。

そもそもセンター間輸送運転手とはどんな仕事?

そもそもセンター間輸送とは、どの様な仕事なのでしょうか?

こちらのお仕事は先ほども冒頭ご紹介した通り、法人のお客様の倉庫から発送された荷物をまた別のセンターに移動させるのがセンター間輸送のお仕事となります。



例えば東北地方の卸業者の拠点で荷物を積み込んで出発し、関東のお客様店舗の倉庫にその荷物を届ける、というような、あくまで法人間の荷物輸送を引き受ける仕事になっています。



個人のお客様が相手の運送業の場合は何回も停車と発車を繰り返したり、または降車して対応にあたるというシーンが多いのですが、こちらのお仕事の場合は原則として出発から相手先まで車を降りて何か対応をしなければならないというような事はありませんので、それだけ運転と輸送に集中することが出来るようになっています。



そのため動線は非常に限定的で、それだけ時間効率や道路状況を読んだ上での移動が必要になるなど、より輸送することに特化した仕事の形態となっているのが特徴的ですね。


主に食材や日用品の輸送が活躍の場に



このお仕事は常に輸送が必要、つまり常に消費されていく食材や日用品の様な物資を日々輸送することになるケースが多く、それだけ人々の生活に欠かせないものを運ぶことになります。



もちろん当サイトでも記事を掲載している「コンビニルート配送」「スーパールート配送」などの他の業種でもこういった日用品の配送などは行っていますが、このセンター間輸送運転手のお仕事はそれらの仕事の源流とも言える尊い仕事なのではないでしょうか。



それぞれの卸業者から積み込んだ荷物はほとんどがお客様の店舗または物流センターへ運んでいくことになります。いわゆるルート配送ドライバーはこの物流センターからスタートするので、いわば物資というバトンをつなぐ第一走者の様な位置づけではないでしょうか。


積み下ろしも大事な活躍の場



最近はほとんどがカギ棒を使った積み下ろしにはなっていますが、それでも一部荷物については手積み手卸しが必要になるケースもまだまだ見られます。こういった部分では、ドライバーが直接作業を行うことになりますので、ドライバーは各センターの人の手伝いのような格好で荷物を積み下ろしする活躍が見られるケースもあるのではないでしょうか。


一度に多くの荷物をガンガン輸送するパワータイプ!



また、センター間輸送はその性格上「積めるだけ積んでから走った方が効率が良い」というのが非常に色濃く出る仕事でもあります。そのためこの仕事で乗務するトラックはおよそ4トンから10トントラックと大きな車両があてがわれることになり、その分だけ一度に多くの荷物を積載してセンター間を走ることになります。このパワータイプとも言える輸送方法で、日々の日本の物流を支えているのはまさしく活躍の一コマだということが出来るでしょう。



・まとめ

いかがでしょうか。今回は物流の源流とも言える卸業者や各センター間で荷物を輸送するセンター間輸送運転手について紹介してきました。当サイトでも一部センター間輸送運転手の求人を掲載していますので、少しでも興味を持たれた方はまず、求人情報を見てみることからスタートしてみませんか?きっと新しい仕事との出会いがあなたを待っていますよ。



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[参考記事等]

・経験を有する弊社ならびに弊社協力会社社員の証言に基づく

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