路線バス運転手の活躍

記事更新日:2022/09/26

全国津々浦々、老若男女を問わず市民の生活の足となる路線バス。そんな市民の移動の基礎となる路線バスを実際に動かし、現場の最前線なのが路線バス運転手です。では、この路線バス運転手はどういった所で活躍をしているのでしょうか。今回はそんな部分についてクローズアップしてみました。一緒に確認していきましょう。


そもそも路線バス運転手とはどんな仕事?
そもそも路線バス運転手とは、どんなお仕事なのでしょうか?
これは高速・夜行バス、観光バスなどを合わせた全てのバス運転手業の基本となるスタンダードなお仕事で、主に一定の地域に所属し、その土地のバス路線図に則ってバスを定期的に運行させ市民の移動をサポートするというお仕事となります。
では、そんな路線バス運転手はどのようなシーンで活躍しているのでしょうか。見てみましょう。

安全を見守る仕事でもある

まず一番最初に挙げられる活躍は、「車内と市内の安全を見守る」という点ではないでしょうか。絶えず安全な運行を心がけ、車内の状況を保つことで快適かつ安全に市民を移動させてあげるという点はもちろんですが、それに加えて路線バス運転手は日々同じルートを走ることになるわけですから、日常の小さな違いという点にも気づきやすいのが特徴です。

その為例えば「○○川がいつもより増水している様だ」といった防災の観点に立った情報から「○○の信号が消えている」などのインフラにまつわる情報まで、細かい点に気づいて適切に報告をすることが出来る事でも、路線バス運転手は日々活躍しているのです。

また、車内には老若男女様々な人が乗車しています。小さな幼稚園児、塾帰りの学生、女子高生、足の悪いお年寄りなど、本当に様々な人が乗車している訳ですから、そういったお客様同士でトラブルなどが起こらないように采配を振るというのも路線バス運転手の活躍シーンの1つです。特に最近ではそういった活躍が「あの時は言えなかったけど、○○バスの運転手さん、トラブルを解決してくれてありがとうございました」などとインターネット上に流れてくることもありますので、人に感謝される職業であることは間違いが無いようですね。
一般的に市民を運ぶ公共交通機関として、バスの仲間に「鉄道」があります。しかしこの鉄道、天候不良の際や何らかの事故があった際にはすぐにストップしてしまうという傾向にあります。この場合に、鉄道の代替輸送手段として活躍するのが路線バスなのです。

各鉄道会社から要請が入るケースもありますし、バス会社が独自の判断のもとで臨時運行を行うケースもありますが、どちらにしても「市民をどんな時でも移動させてあげる」という使命感がその源となります。

こういった緊急時に路線バスを動かせるのはやはり路線バス運転手のみとなっていますので、社会的な活躍の度合いというのはかなり大きなものになるのではないでしょうか。

鉄道がストップしたときには最後の砦に

また、鉄道が一時運転を見合わせをしている、という程度であればまだ鉄道の復旧が見込めるため路線バス運転手も安心できるところですが、これが完全に鉄道の復旧見通しが立たない、といった状況になると、路線バスは市民の交通インフラの最後の砦となります。この時は路線バス会社各社とも総動員をかけて人員と車両をフルに出すことになりますので、路線バス運転手の乗務時間や勤務のハードさといった物は想像を絶するレベルとなります。しかし、もはや最後の交通インフラとなっている訳ですから、そんな時には全力で市民を守る、という使命を帯びて活躍をすることになるのです。

まとめ

この様に路線バス運転手は、市民の生活における重要な移動手段というだけではなく、市民の生活を日々見守ったり、あるいは鉄道など他の主要公共交通機関の運行に支障が発生した場合には重要な社会的使命を帯びる事だってあるのです。非常にやりがいのある、社会貢献活動とも言うべきお仕事ではないでしょうか。





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[参考記事等]

・経験を有する弊社ならびに弊社協力会社社員の証言に基づく

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