資源ごみ回収運転手に向いている人、適性

記事更新日:2022/09/26

全国各地、戸建てや集合住宅を問わず、必ず地域ごとに設置されているものがあります。それがゴミの集積場です。北海道などの一部地域では「ごみステーション」などとも呼ばれたりするのですが、これとはまた別に「資源ごみ」の集積所も存在します。それらの資源ごみを回収するのが、今回ご紹介する資源ごみ回収運転手のお仕事となっています。ではこちらのお仕事はどのような人が向いているのでしょうか?今回は「こんな人が資源ごみ回収運転手の仕事に向いている」というようなスタイルで三つの具体例をもとに資源ごみ回収運転手の適性について解説をしていきます。


そもそも資源ごみ回収運転手とはどんな仕事?
こちらのお仕事は通常のゴミではなく地方や自治体が定めた「資源ごみ」を回収し、それを適切な回収拠点まで運搬していくようなお仕事となっています。
自治体によって資源ごみの定義によっては差があるものの、原則的には全国ほとんどの自治体で資源ごみの回収を別途定めていますので、最近では全国どこでもこの資源ごみ回収運転手の求人があります。
ではこちらの資源ごみ回収運転手に向いているのはどのような人なのか、冒頭でもお伝えした通り三つの具体例をもとに確認をしていきましょう。

自ら進んで作業できる人


まず最初に出てくる適性としては「自ら進んで作業できる人」という部分です。これは通常のゴミの回収と同様に資源ごみの回収もいわゆるルート回収のように時間やルートを決定した上で行うことになりますので、受け身な姿勢でだらだらと仕事をしていては回収のスケジュールにも影響が出てきてしまいます。そこで、資源ごみ回収運転手の仕事をみずから進んで作業できる人でないと務まりません。


これはどの仕事にも言えることではあるのですが、特にこの仕事にはそういった適性が求められるということになります。


例えばごみ集積所一件あたりの回収に対して、だらだらと受け身で作業してしまったために所要時間が平均からプラス5分になったとします。すると、この+5分がだんだんジャブのように効いてきて、最終的には5×回収した集積所の件数分、作業に遅れが出ることになるのです。


そうなってしまうと回収スケジュールが狂ってしまうことはもちろん、ひいては地域住民への迷惑になってしまうことも考えられますので、自発的にどんどん効率的に作業をできる人がこちらの仕事に求められていることがわかります。


危険を察知する姿勢で仕事に臨める人


こちらの仕事は資源ごみの回収ということなので、通常のごみの回収のようにスプレー缶の爆発などに対するリスクや危険物の取り扱いなどがありません。そのため、特に危険を伴うような仕事ではありませんが、それでもやはりそういった危険物が紛れている可能性も否定できませんし、一定の確率で何かしらの危険やヒヤリハット、もしくは危険の芽が潜んでいることも十分に考えられます。


そういった小さな部分に気づき、危険を事前に察知するような姿勢で仕事へ臨める人というのは間違いなくこちらの資源ごみ回収運転手に対する適性を持っているといえます。


特に回収作業中の事故やアクシデントについては一般の地域住民を巻き込んでしまう可能性もゼロではありませんので、特に注意して仕事にあたりたいものです。


環境美化という使命感を持てる人


そして何よりも資源ごみ回収運転手という仕事はリサイクルの現場の最前線になっている職業ということができますので、環境美化や地球環境の保護というような部分で使命感を持ってる人が求められます。この使命感とプロフェッショナルとしての意識を持っていれば、自然と先にご紹介したような二つの適性も備えることになりますので、やはり意識の面ではこういった使命感を持てる人が求められるのではないでしょうか。


まとめ


今回はリサイクル活動の最前線に立つ職業ともいうべき資源ごみ回収運転手について、この仕事に向いている人やその適性を具体例を交えてご紹介してきました。やはり意識の面で、何よりも環境美化や地球環境の保護という部分について考えられる人、というのが根本的な適性といえるのではないでしょうか。


当サイトでも資源ごみ回収運転手についての求人情報を紹介していますので、一度そちらも確認してみてはいかがでしょうか。


この記事の監修・著者プロフィール(株式会社シン・ノルワークス 編集部)

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