タクシードライバーの給与事情

記事更新日:2023/10/13

タクシードライバーって儲かるの?歩合給の場合は収入¥0の日とかもあるんじゃない?
タクシードライバーに転職を検討中の方は、給与のことが気になると思います。実際のところ年収は一体いくらぐらいなのでしょうか。


タクシードライバーの平均年収と歩合率

タクシードライバーの全国平均年収は300万円です。ただ、地域や会社の固定客の人数・個人差によっても違いがでてきます。

全国一タクシー利用者数が多い東京都の平均年収は、約400万円です。都内以外のところでは200万円~300万円という所もあり、地域による差は大きいです。

 次に歩合率ですが、主に大都市圏で5060%です。大都市圏以外になりますと、4050%という所もあります。こちらも地域による差異を感じざるを得ません。残りは会社の取り分ということになります。

 ただ、向上心と工夫次第である程度の収入アップは可能です。入社前に、給与体系を確認しておきましょう。

 

給与体系は主に3種類

タクシードライバーの給与制度には、①固定給②完全歩合③固定+歩合の3種類があります。固定給制度は、言うまでもなく毎月決まった金額の給与をもらうことができます。安定はしますが、仮に多く売り上げたとしても給与の変化はありません。

 続いて②完全歩合ですが、売り上げの中から会社で決められた歩合率に応じて給与が支払われるシステムです。売り上げを上げれば上げるほど、給与も上がるので個人差が顕著に反映されます。頑張った分だけ、給与がほしいという方には完全歩合がおすすめです。

 最後に③固定+歩合です。会社で決められた金額の基本給をもらいつつ、売り上げが規定の金額を超えた場合には、歩合給が発生するというシステムです。①と②の良いとこ取りと言えるかもしれませんが、会社により規定が異なりますので確認の上就業されてください。

 

人よりも多く稼ぐコツ

歩合給では、やり方によって給与に大きく差が出ます。100%流し営業の場合は、どの時間帯にどのあたりにお客さんが多いのかを研究することが重要です。

 また、配車をもらう場合でも、どの時間帯にどの待機場所が一番お客さんが多いのかなどを、見極める必要があります。お客さんが全く居ないような場所にずっと待機していたとしても、時間の無駄です。機会があれば、工夫して動いてみてください。向上心を持って日々研究を重ねることも、タクシードライバーの醍醐味の一つでもあります。

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