タクシードライバーの男女比率

記事更新日:2022/09/26

運輸業といえば男性が多いというイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、タクシー業界に関しては特に昨今、女性ドライバーが活躍しているシーンも多く、
業界全体に占める女性ドライバーの比率も徐々に
上昇してきているというデータがあります。
今回はタクシードライバーの男女比率という部分について解説していきます。


実際のデータにみる男女比率
全国ハイヤー・タクシー連合会が発行しているデータの中に
「女性乗務員採用状況調査結果」というものがあります。
平成5年度の全ドライバーの中での女性ドライバーの比率はわずか1.3%だったのに対し、それから15年後の平成20年には2.5%と約2倍に増加しており、
そしてコロナ過である令和3年では3.7%と実際のデータからも
女性タクシードライバーが年々と増えてきているという事がわかります。
とは言うものの依然としてタクシードライバーが100人いれば
女性ドライバーはその内の3人か4人しかいないという状況が続いております。
しかし、今後接客スキルが重要視されていくことが予想されますので
女性の活躍する機会が増えていくと考えられます。

女性ドライバーのメリット

まず1番のメリットはお客様に安心感を与えられることです。
お客様の声としては、
「子どもの送り迎えを頼むのにも女性の方が安心できる。」
「子供も女性ドライバーの方がリラックスできるようだ」
「産婦人科に行く時に利用したが、女性ドライバーだったので助かった」
などがありました。
女性の柔らかい雰囲気や接客が女性や子供に受けが良く
リピーターにつながりやすいです。

また、他業種のドライバーと違い、1対1でお客様と接する職業なので、
飲食業、介護職など接客をメインとする業種の経験をお持ちの方が多い女性は
接客経験という観点でもタクシードライバーに向いていると考えられます。

まとめ

データから見てもまだまだ女性のドライバー数は全体でみると少ないですが、
増加具合や世間の声からも女性ドライバーの今後の活躍は増えていくと考えられます。
しかし、まだまだ女性にとって、選びづらい点、働きづらい点はあると思われますので、
タクシー会社やタクシー業界で働いている方などがより
女性ドライバーが働きやすい環境を作っていくことで、
タクシー業界にとってより良い結果につながっていくと考えられます。

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